LiSA traumerei
奪(うば)って、スローモーション倒(たお)れ込(こ)んだ夜(よる)
ギユッとした僕(ぼく)の胸(むね)から磨(す)り減(へ)ったリズム
残像(ざんぞう)と彷徨(さまよう)いながら手に入(てにい)れた眼(め)は
透明(とうめい)な愛(あい)を濁(にご)して映(うつ)し出(だ)して行(い)った
廻(まわ)る孤独(こどく)な未来(みらい)背負(せお)っても奥歯(おくば)を鳴(な)らして進(すす)め
空(そら)を突(つ)き剌(さ)す光(ひかり)になって星(ほし)に刃(は)を溜(た)めて
零(こぼ)れ落(お)ちそうな傷(きず)を全部(ぜんぶ)、彼方(かなた)に拭(ぬぐ)い去(さ)って
生(う)まれ変(か)われば時(とき)の螺旋(らせん)は
違(ちが)う道(みち)を示(しめ)す
解(とと)けて
包(つつ)み込(こ)まれて繋(つな)ぎ合(あ)って
また結(むす)ばれて始(はじ)まる
揺(ゆ)らいだ蝶々(ちょうちょう)の後(あと)にぶら下(さ)がった運命(うんめい)
幻想(げんそう)に取(と)り憑(つ)かれたまま見失(みうしな)った現実(げんじつ)
太陽(たいよう)に憧(あこが)れたのは君(きみ)みたいだから
太陽(たいよう)を遮(さえ)ったのは君(きみ)みたいだから
風(かぜ)を両手(りょうて)に受(う)けて無(な)くした羽根(はね)をイメージで広(ひろ)げ
闇(やみ)を切(き)り裂(さ)き月(つき)を掠(かす)め舞(ま)い上(あ)がった欠片(かけら)には
錆(さ)びて消(き)えそうな瓦落(からく)多(た)だけ記憶(きおく)の砂(すな)が溢(あふ)れる
本当(ほんとう)の自由(じゆう)の意味(いみ)を知(し)った
ひとつになってく身体(からた)と心(こころ)
放(はな)たれた失望(しつぼう)も希望(きぼう)も
今(いま)は触(ふ)れられる
空(そら)を突(つ)き刺(さ)す光(ひかり)になって星(ほし)に刃(は)を溜(た)めて
零(こぼ)れ落(お)ちそうな傷(きず)を全部(ぜんぶ)、彼方(かなた)に拭(ぬぐ)い去(さ)って
生(う)まれ変(か)われば時(とき)の螺旋(らせん)は
違(ちが)う道(みち)を示(しめ)す
解(とと)けて
包(つつ)み込(こ)まれて繋(つな)ぎ合(あ)って
また結(むす)ばれて始(はじ)まる
さぁ